港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.10

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APOEε4遺伝子型と危険因子が認知症と関係

 「認知症の強く関連するAPOEε4遺伝子型と修正可能な危険因子が認知症に及ぼす相互的な関係については十分に明らかになっていない」という現状から、九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野らの共同研究グループは、「大規模認知症コホート研究」に参加した65歳以上の地域高齢者9.605名を対象に「APOEε4遺伝子型と修正可能な危険因子スコアの組み合わせと認知症との関連を検討した」と発表しました。因みに、修正可能な危険因子スコアは、教育歴、高血圧、糖尿病、低体重、脳卒中既往、喫煙、身体活動を点数化したものです。その結果、「APOEε4遺伝子型非保因者とヘテロ接合性保因者において、前述のスコアが低い群では、高い群に比べて、認知症を有するリスクが有意に低く、脳MRI解析において海馬・灰白質容積が大きく、白質病変容積が小さい傾向が認められた」と述べています。ただ、あくまで横断研究であるため、因果関係を論じるには限界もある、とも述べています。とは言え、一定の遺伝子リスクを有する人においても生活習慣病などの修正可能な危険因子の管理が認知症のリスク低減に寄与する可能性がある、と結んでいます。因みに、通常ヒトは遺伝子を父母から1コピーずつ計2コピー持っているのですが、ある遺伝子型を1コピー(片方)持つ人のことをヘテロ接合性保因者と呼ぶそうです。

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1495

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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