2023.11.10
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バターと「銀紙」
マーガリンはプラスチックのケースに入っているのに、バターはなぜ「銀紙」に包まれて四角い形をしているのか?そんな疑問に、11月3日付東京新聞の記事が答えていました。その記事の一部を引用させていただくと、「銀紙」というのはアルミパーチと呼ばれていて、「アルミ箔とパーチメント(硫酸紙)」のことで、表裏に貼り合わせてあるそうです。その理由は、バターは光と酸素に弱いのだそうです。もし品質をなるべく長く保ちたかったら、使う分だけ銀紙をはがしてくださいね。因みに四角い形状ですが、同記事によると、バターの製造が盛んであったドイツでは、丸形にするのは高度な技術が必要だったため、四角い型が使われたのが始まりだとか。しかも料理の時にカットしやすい利点もあるというのが理由のようです。ただ、最近はプラカップ入りのバターも作られているそうで、遮光効果が可能になったためだそうです。因みに、バターは練れば練るほど硬くなりますが、練る回数を減らすことで柔らかくなり、それをプラカップで販売しているところもあるようです。