港区立高輪いきいきプラザ

2024.01.31

  • ニュース

生物と機械が融合したバイオハイブリッドロボットの実現

「生体材料と人工物を組み合わせた、新たな二足歩行ロボットの開発に成功した」と発表したのは、東京大学大学院情報理工学系研究科と早稲田大学理工学術院の研究グループです。具体的には、「従来の筋収縮で駆動するロボットでは難しかった細やかな旋回動作を実現した」ということです。つまり、このロボット技術は、生物と機械が融合したバイオハイブリッドロボットの実現を意味し、筋収縮で動く二足歩行ロボットを開発したということです。 当プレスリリースによると、これまでのバイオハイブリッドロボットでは、匍匐(ほふく)移動や魚類を模倣したヒレによる泳動など様々な移動動作が達成されていたそうですが、大回りの旋回動作しか行えなかったとか。本研究で実現した二足歩行ロボットは、ヒトの二足歩行運動で観察される細やかな旋回運動を再現することができたと述べています。今後は、筋組織を駆動源とするバイオソフトロボットの開発や、ヒトの歩行メカニズムの理解につながると結んでいます。

世界初!筋肉で動く二足歩行ロボット | 東京大学 (u-tokyo.ac.jp)

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む