2026.03.13
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個人好みのメイク色を「バーチャルメイク」で
「バーチャルメイク」というコトバを聞いたことはありますか?端的に言えば、デジタル上で顔に化粧を施した様子をシミュレーションする技術だそうです。物理的な塗布や洗浄の手間をかけずに、短時間で多くのスタイルを試せる利点があるといいます。スマートフォンなどの画面越しに確認する形式が一般的でしたが、実世界上でメイクをシミュレーションする技術も出てきているとか。さて、本題ですが、東京科学大学工学院情報通信系の研究グループは、「個人の好みに合わせたメイクの色を簡単に探索できる技術を提案した」と発表しました。自分自身が納得できるメイクの色を見つけ出すプロセスは、化粧品を選ぶ際のユーザー体験を向上させるために重要ですが、専門知識を持たない一般のユーザーが、数多くの選択肢の中から自分好みの色を選び出すことは困難であると述べています。そこで本研究では、「ユーザーが思い描く『印象の言葉』をガイドとして、自身の好みに最適なメイクの色を見つけるインタラクティブな探索手法を提案した」ということです。この手法では、まず音声で入力された抽象的な印象語から、実際の化粧品データに基づいた適切なメイク色の候補を自動生成し、さらに、その候補色によるメイクを「ダイナミックプロジェクションマッピング」によってユーザーの顔に直接投影し、提示された選択肢から好みのものを対話的に選ぶだけで、ユーザーの潜在的な好みの色へと効率的に導く手法を導入したといいます。そして、この方法で、より効率的かつ簡単に好みのメイク色を探索できることが実証されたと述べています。本研究グループは、「これまで時間を要していた化粧品選びを、実際にメイクを試す工程を伴いながらも、自由な自己表現と効率的な探索を両立したプロセスへと発展させるものと期待されます」と述べ、「今後は、納得のいくメイクにたどり着くまでの時間をさらに短くする可能性を模索し、色だけでなく、メイクにおける形や質感も自由に探索できる形へと発展させていく予定です」と結んでいます。
https://www.isct.ac.jp/ja/news/pibwc1wp4h89
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

