2026.03.04
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アストロサイトって何?
「アストロサイト」というコトバをご存じですか?これは、「様々な生物の中枢神経系に豊富に存在するグリア細胞の一種で星のような形がその名前の由来です。因みに、グリア細胞とは、脳を構成する細胞の総称ですが、この機能が低下すると神経炎症を引き起こし、中枢神経疾患を発症するとか。例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症などの病気がそうです。さて本題ですが、千葉大学大学院理学研究院および山梨大学大学院総合研究部らの共同研究グループは、そのアストロサイトの構造を培養条件下で維持しながら、タンパク質の挙動を観察する手法を開発したと発表しました。これは何を意味するのでしょうか?実は、アストロサイトは中枢神経系を制御しており、疾患に伴う形態変化も観察されているといいます。そして、多数に分枝を持つ形態と機能から「神経科学研究の次世代の星」と呼ばれています。本研究によって、このアストロサイトの形態制御機構の解明につながり、将来的に創薬研究への利用も期待されると述べています。本研究グループは、「今後は細胞間相互作用や疾患に関与すると推定されるタンパク質の挙動を解析することで、脳疾患のメカニズムの解明にも活用されることを期待しています」と結んでいます。
https://www.chiba-u.jp/news/research-collab/post_639.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

