港区立高輪いきいきプラザ

2026.02.04

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糖尿病とサルコペニア

糖尿病に伴う「サルコペニア」に着目し、その病態解明を目的とした研究を行った、と発表したのは岐阜大学大学院医学系研究科らの共同研究グループです。ご存じのように、サルコペニアは転倒や寝たきり、要介護状態につながりやすいといわれています。実は、糖尿病によるサルコペニアやインスリン不足、高血糖が議論されてきましたが、十分な研究は行われてこなかったそうです。そこで、本研究では糖尿病のモデルマウスと、糖を感知する仕組みに重要な役割を持っている「転写因子chREBP」を欠いたマウスを組み合わせて解析。その結果、たとえ血糖値が高くても上述の転写因子が欠損すると、筋肉量と筋力が著しく低下し、寿命も短くなることが明らかになったといいます。つまり、糖を感知する役割をもつ転写因子が筋肉を守る大きな役割を担っている可能性があるというのです。因みに、転写因子chREBPは体内の糖の状態を感知し遺伝子の働きを調整するタンパク質だそうです。このタンパク質が活性化されると糖をエネルギーとして利用することや余った糖を脂肪として蓄えるなどの役割を果たすそうです。本研究グループは、「糖尿病の人におけるサルコペニアの病態解明や予防や治療法の開発に役立つ新たな研究モデルになる」と結んでいます。

ダイアベティス(糖尿病)に伴う筋肉の衰えを防ぐ仕組みを解明 | 研究・採択情報 | 岐阜大学

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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