港区立高輪いきいきプラザ

2024.01.24

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多言語を話せるようになるには

多言語を自由に使いこなす人の脳はどのようになっているのでしょうか?東京大学大学院総合文化研究科らの研究グループは、新たな言語に触れたときに「誰が、何時、何を」習得するのかを司る脳部位を初めて特定したと発表しました。具体的には、英語やスペイン語等の習得経験のある日本語を母国語とする人に、新たに「カザフ語」の文に音声で触れてもらったところ、その時言葉を習得する脳が「左下前頭回の背側部」であることが分かったそうです。実験では、被験者に様々なテストを行い、脳活動を「機能的時期共鳴画像法」で測定しました。そして、脳のどの部分が活動領域なのか突き止めたということです。本研究グループは、日本人の英語力が下降している要因として「個々の単語の記憶や文法の学習に頼る従来型の勉強法」やSNSで大量の文字情報に晒されて音声に触れる機会が乏しいことによるものではないかと指摘しています。


https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0109_00106.html

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