港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.28

  • ニュース

「呼吸サルコペニア」って何?

加齢に伴う骨格筋量・筋力の低下をサルコペニアと呼びますが、「呼吸サルコペニア」という言葉もあるそうです。これは、呼吸に関わる筋(主に横隔膜)において、筋量および筋力・機能の低下が併存した状態を指す概念だとか。実は、高齢心不全患者では、加齢に伴う骨格筋量・筋力の低下が注目されてきたといいます。一方、呼吸筋機能の障害は病状の予後を悪化させる可能性があるそうです。その呼吸筋の筋量と筋力の双方が低下した状態が「呼吸サルコペニア」なのですが、高齢心不全患者において、呼吸サルコペニアがどの程度存在し、予後とどのように関連するのかについては、十分には明らかではなかったとか。そこで、順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学の研究グループは、多施設前向きコホートを用い、高齢心不全患者における呼吸サルコペニアの有病率と予後的意義を検証した、と発表しました。そして、その検証結果ですが、「呼吸サルコペニア群と非呼吸サルコペニア群を比較した結果、退院後2年以内の全死亡は呼吸サルコペニア群で有意に高率であった、と述べています。本研究グループは、「今後は、呼吸サルコペニアを標的とした介入が呼吸機能や運動耐容能、生活機能、再入院・死亡などの臨床アウトカムにどのように結びつくかを検証する前向き研究・介入研究が求められる」と結んでいます。

高齢心不全患者における呼吸サルコペニアの予後的意義|ニュース&イベント|順天堂大学

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む