2026.01.28
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AIコンパニオンって何?
文章作成、情報検索、学習支援、業務効率化などに活用できる、人工知能技術の「生成AI」ですが、近年は友達・相談相手として継続的に対話することを目的としたAI コンパニオンアプリも広がっているそうです。ただ、人の主観的ウェルビーイング(身体的、精神的に満足感を与えること)にどう関係するのか、また、どのような人により強い関連が現れるのかは十分に明らかになっていなかったといいます。そこで、千葉大学予防医学センターの研究グループは、インターネット調査のデータを用いて、AI コンパニオンの利用によって、社会的つながり(家族・友人)や孤独感によって、その関連がどのように変化するか(効果の“出やすさ”が異なるか)を検証した、と発表しました。そして、AI コンパニオンと主観的ウェルビーイングの「関連の強さ」は一様ではなく、孤独感が高い人ほど強いこと、そして友人とのつながりが中程度の人で関連が最も強い可能性が示された、と述べています。すなわち、「孤独感が強い層ほど、AI コンパニオン利用と人生満足度、幸福感、人生の 目的、人生の意義との正の関連がより強くなりやすい傾向が確認された」といいます。本研究グループは、「このことは、AIコンパニオンが孤独感を抱える人にとって『話し相手』や『情緒的サポート』として機能し、心理的な支えとなり得る可能性を 示唆している」と述べ、「今後は、AI との過度な交流が人間関係を損なわないような適切な設計指針の検討や、長期間の利用が心身にどのような影響を及ぼすのかを検証する縦断的な研究が求められる」と結んでいます。
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

