2026.01.21
木造住宅の耐震性評価ソフトとは?
京都大学生存圏研究所は、木造住宅の地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートするプ ログラム『ウォールスタット(wallstat)』の機能強化版をフリーソフトとしてホームページで公開した」と発表しました。 これは、「パソコン上で建物を3次元的にモデル化し、過去に起きた地震や想定される極大地震など様々な地震動を与え、木造住宅の耐震性能を動画で確認(見える化)することができる」と述べています。加えて、木造住宅の耐震性能を表す新たな評価指標を用いることで、住宅会社や住宅の購入を検討している消費者が、耐震性能を瞬時に理解できるようになっているといいます。実は、これまでの ウォールスタットの計算結果はアニメーションで倒壊の有無・損傷の大きさを一目で理解できることが特徴でしたが、今回のウォールスタット・グレードの導入で、 一つの数値だけで計算結果を瞬時に理解できるようになったとも述べています。本研究によって、このウォールスタットは、大学・企業等での研究開発分野での活用のほか、「これから建てる木造住宅の耐震性能検証」「耐震補強によるビフォー・アフターの比較」「新たに開発した耐震商品のプレゼンツール」「将来起こりうる極大地震に対する防災意識の啓発」など実務でも幅広く活用されているそうです。今回の機能強化により、耐震性能の理解がより簡単になったとのことで、今後は、耐震性能の検証、顧客へのプレゼン、防災意識の啓発などに活用されることが期待できると述べています。ウォールスタット・グレードの導入はユーザーから寄せられていた声を反映したものだとか。このソフトの普及により、耐震性能の理解が進み、将来起こりうる巨大 地震時の被害軽減につながれば、と結んでいます。
木造住宅の耐震性評価ソフト機能強化版を公開―耐震性能の新しい評価指標― | 京都大学
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM
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