港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.21

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長持ちメロンの誕生

日持ちが短く、食品廃棄になりがちなメロン。長距離輸送や海外輸出にも不向きとされてきたとか。そこで、農研機構は、筑波大学らと共同で「独自のゲノム編集技術をメロンに適用し、果実の熟成に関わる遺伝子を不活化することで、日持ち性が良く、食べ頃を調整できるマスクメロンの作出に成功した」と発表しました。具体的には、メロン果実は収穫後にエチレンを自ら放出し、それによって軟らかく甘くなりますが、適期を過ぎると傷みも進む課題があり、本研究ではメロンの果実の熟成に関わる「CmACO1」という遺伝子に着目。CmACO1 はエチレンという植物ホルモンを合成する酵素の遺伝子ですが、この遺伝子をゲノム編集により不活化することで、エチレンが作られなくなるようになったといいます。つまり、エチレンを処理することで、果実が軟らかくなり、果汁の量も熟した元品種とほぼ同等になることがわかったという訳です。近年、日本国内におけるメロンの生産量は減少傾向にあるそうです。本共同研究グループは、今回の研究の成果により、国内の遠隔地への流通や海上輸送による海外への低コスト輸出が可能となり、メロンの国内消費の増加や海外展開の活性化につながることが期待される、と結んでいます。

https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20260116140000.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

 SM

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