2026.01.21
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脳波で選ぶ「鳥肌が立つ音楽」
音楽が好きな人なら、気に入った曲を聴くと、鳥肌が立つほど感動する瞬間を味わうことがきっとあるはず。でも、音楽の感じ方は人それぞれ。すべての人に共通して、鳥肌感をもたらす曲は存在しないかもしれません。そこで、慶應義塾大学らの研究グループは、「イヤホン型脳波計を用いて、音楽聴衆中に生じる鳥肌が立つような強い快感(鳥肌感)を高める「脳波選曲システム」を開発し、脳波選曲されたプレイリストが音楽の快感を実際に高めることを示した、と発表しました。具体的には、「各リスナーの快感度を楽曲特徴量から予測するモデルを構築」。加えて、「音楽聴衆中にリアルタイムで計測した脳波と楽曲の特徴量をもとにモデルを随時再訓練し、更新した」といいます。こうした方法で、快感度が高いと予測された楽曲を自動的に選曲すると、他のプレイリストと比べて、鳥肌の発生回数および快感の評価が有意に高いことが示された、と述べています。本研究グループは、感動すると予測される楽曲を選び出すことで個人の嗜好に合った、いわばパーソナライズドされた音楽を体験できる第一歩である、と述べています。音楽の楽しみ方を科学的に進歩させる今回の研究の成果は、音楽療法など様々な応用が期待できるだろう、と結んでいます。
https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/news/sfc_cbmi_20260116/
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

