港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.16

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生まれたての時はふわふわ?

宇宙では、2025年末までに、6,000個を超える系外惑星(太陽以外の恒星を公転する惑星)が発見されているそうです。それらの多くは、地球よりやや大きいスーパーアース(地球の12倍の大きさ)や海王星よりやや小さいサブネプチューン(地球の24倍の大きさ)と呼ばれる小型の惑星たちです。こうした小型惑星は銀河系で最もありふれた「一般的な」惑星であるそうですが、それらが生まれたばかりの頃はどのような姿であったかはこれまでわかっていなかったといいます。そこで、自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターらの国際共同研究グループは、「おうし座分子雲の中にある年齢約2,000万年の若い恒星『おうし座V1298星(V1298 Tau)』を公転する4つの惑星のトランジットを長期的に観測し、4つの惑星の半径が地球の510倍程度であるのに対して、質量は地球の515倍程度しかなく、非常に低密度であることを明らかにした、と述べています。因みに、「トランジット」とは、「系外惑星がその主星の手前を通過すると、主星の明るさが見かけ上わずかに暗くなりますが、この現象をトランジットと呼び、トランジットを起こすような軌道を持つ惑星をトランジット惑星と呼ぶ」ということです。本研究によって、「生まれたての若い惑星は大きく膨らんでいて、時間とともに大気を失いながら収縮し、小型の惑星へと進化していくという理論を初めて観測的に裏付ける成果を得た」と述べ、「今後の若いトランジット惑星の研究により、惑星の進化がどのように進んでいくのか、そしてどのようにして多様な惑星系ができていくのかが明らかになると期待されます」と結んでいます。それにしても、惑星が生まれたての時にはふわふわだったことが明らかになったとは、興味深い発見ではありませんか?

https://www.nao.ac.jp/news/science/2026/20260108-abc.html

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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