2026.01.16
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「生成AI」を使っていますか?
近年、急速に普及している「生成AI」ですが、一方で、「誰が使えるのか」「誰が取り残されるのか」という新たな格差、いわゆる「AI 格差(AI divide)」があることも事実。特に、高齢化が進み、デジタル技術へのアクセスや活用能力に個人差が大きいのが日本の社会ですが、この生成 AI については、誰が使い、誰が使っていないのか、また使わない理由が何であるのかを、全国規模で体系的に検証した研究はこれまでなかったそうです。そこで、千葉大学予防医学センターの研究チームは、「生成AI」の利用実態に着目し、日本全国のインターネットを利用している成人を対象とした大規模調査を実施したそうです。その結果、「生成AIを利用している人は全体の約2割にとどまり、年齢・性別・性格・学歴・職種・居住地域・人とのつながり・デジタルリテラシー・デジタル利用などの個人的要因や社会的地位要因、利用可能な資源的要因によって明確な利用格差が存在することが明らかになった」と述べています。加えて、生成AIを使っていない理由にもいろいろあり、若年層では「魅力的なサービスがない」、中高年層では「使い方がわからない」「セキュリティへの不安」「利用環境が整っていない」など、年齢によって大きく異なることが示されたと述べています。ただ、今回の調査では、生成 AI をどのような目的で、どんな使い方をしているか(例:情報収集、相談、 仕事、学習など)といった利用の中身までは十分に評価できなかったとか。因みに、「生成AI」は文章、画像、音声などを自動生成する人工知能技術のことで、文章作成、情報検索、学習支援、業務効率化など、日常生活や仕事を大きく変える可能性があると言われています。本研究グループは、「日本における『AI格差』の実態を初めて全国規模で明らかにしたものであり、今後の教育政策やデジタル支援施策の立案に貢献することが期待されます」と結んでいます。
https://www.chiba-u.jp/news/research-collab/ai_13ai.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

