港区立高輪いきいきプラザ

2025.12.10

  • ニュース

肝疾患の新たなバイオマーカー

肝臓がんの最大の危険因子であると言われているのは「肝線維化」ですが、アルコール摂取過多やウイルス感染などによって引き起こされると言われています。すなわち、その肝線維化の早期診断法の開発は喫緊の課題であるということです。そこで、大阪公立大学大学院獣医学研究科らの研究グループは、ヒト肝星細胞を用いて血漿中に存在するFBLN5というタンパク質を検証したところ、FBLN5の量は肝線維化の進行に伴い上昇することが分かったそうです。このことで、本研究グループは、「血液検査など患者への負担が少ない方法で肝線維化の早期診断への応用が期待できる」と述べています。つまり、肝疾患の早期発見のための新しいバイオマーカーの候補になりうるだろうと結んでいます。

肝疾患の早期発見を目指して 新しいバイオマーカー候補の有効性を検証|大阪公立大学

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

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