港区立高輪いきいきプラザ

2025.12.03

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体の炎症反応が大脳に悪影響を与える

全身性の炎症は、中枢神経系の炎症反応を誘発し、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の原因になることが指摘されています。そこで、近畿大学、名古屋大学らの共同研究グループは、「全身性の炎症モデルマウスの脳(大脳・海馬・小脳・視床下部)の解析を行った結果、大脳において代謝異常が起こり、神経障害が生じている可能性が示唆された」と述べています。本研究グループは、「全身性炎症から神経障害が発現する機序の解明に役立つものと期待されます」と結んでいます。因みに、「全身性炎症反応症候群」は、感染症、膵炎、外傷、熱傷など生体に過大な侵襲が加わったときに起こる全身性の炎症反応です。

体の炎症反応が"大脳"に影響する? 全身性炎症から神経障害が発現する機序の解明に期待 - 名古屋大学研究成果情報

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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