港区立高輪いきいきプラザ

2025.12.03

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ミトコンドリアの働きと健康寿命

ミトコンドリアという言葉、どこかで聞いたことがあると思われる方は多いのではないでしょうか。これは、生命活動に必要なエネルギーを作り出す、いわば「エネルギー工場」です。このミトコンドリアの働きを支える「COX7RP」というタンパク質に注目したのは東京都健康長寿医療センター研究所らの研究グループです。実はこのタンパク質、ミトコンドリアの酸素呼吸力を高める「アンプ」として働き、エネルギーを効率よく作り出すために重要であると述べています。マウスの実験では、このタンパク質が寿命を延ばすことを発見。「COX7RP」が多いマウスは、「血糖・血清脂質の改善」「エネルギー供給の上昇」そして「活性酸素や細胞老化の減少」を促進するということです。すなわち、ミトコンドリアの働きを高めることで糖尿病や老化の予防のみならず、健康寿命を伸ばす可能性が期待できると結んでいます。因みにミトコンドリアを高めるための栄養素は、「ビタミンB群、コエンザイムQ10、カルニチン、亜鉛、マグネシウム、オメガ3脂肪酸、ビタミンE、ビタミンKなど」で、ブルーベリー、バター、ブロッコリー、イワシ、エキストラ・バージン・オリーブオイル、アボカド、アーモンドなどが挙げられるのだそうです。

<プレスリリース>ミトコンドリアの呼吸出力を上げる"アンプ"が健康寿命を延伸させる ― 呼吸鎖の"スーパー"複合体を完成させるラストピース「COX7RP」による元気増強メカニズム ―|研究成果|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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