港区立高輪いきいきプラザ

2025.12.03

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骨の表面にピタッと貼れる?

「骨の表面にピタッと貼れるセラミック接着材を開発した」と発表したのは、東北大学大学院歯学研究科及び岡山大学と大阪大学の共同研究グループです。骨に接着する材料は、「液体状のもの」を硬化反応させる接着剤しかなかったそうです。加えて、硬化反応時の発熱や接着強さに課題があったとか。本共同研究グループが開発したセラミック接着材は、骨ミネラルと同じ成分で「固体状のもの」ですが、軽く押し当てるだけで瞬時に骨の表面に接着したといいます。加えて、軟組織用接着剤として体内で使用可能なフィブリン糊に比べて10倍以上強く接着したといいます。また、骨の表層を脱灰する条件によって接着の強さもコントロール可能であるということです。本共同研究グループは、「今回の研究成果は、発生過程における骨ミネラルと有機物の安定化状態の変化から着想を得たもので、骨の表面に固定されるデバイスの簡便かつ迅速な接着固定技術としての応用が期待されます」と結んでいます。

骨の表面にピタッと貼れるセラミック接着材 ―医療デ... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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