港区立高輪いきいきプラザ

2024.01.17

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コロナ株と抗体医薬品

「広範なコロナウイルス株に効果のある抗体医薬品を分子シミュレーションでデザインすることに成功した」と発表したのは、富山大学先端抗体医薬開発センター及び北海道大学大学院薬学研究院らの研究グループです。本研究では、変異の激しいコロナウイルスに対抗して、非常に素早く行える分子シミュレーションを活用した抗体医薬品のユニバーサル化デザイン技術を考案し、実証実験を行ったそうです。その結果、この抗体医薬品がオミクロン株BA.1株に対して薬効があることを確認。今後は、この技術を応用することで、ウイルスの変異によって失われてしまう薬効を回復する抗体改変技術開発につながることが期待できると述べています。因みに、抗体医薬品の改良設計は、1カ月程度で実施可能であることから、ウイルス変異速度に対抗できるとも述べています。

 

240116_pr.pdf (hokudai.ac.jp)

 

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