日光角化症って何？

日光角化症という病気をご存じですか？　日光（紫外線）をたくさん浴び続けてきたことで発症する皮膚疾患だそうです。顔の発症が最も多いとか。皮膚の表面にカサカサとした角質やかさぶたなどができ、紅くまだら状のシミのようになります。屋外での仕事やスポーツを長い間行っている人に多く、男女ともに60歳以上の高齢者に多い傾向が見られるそうです。11月21日付「時事メディカル」の記事は、「治療せずに放置すると、一部は皮膚がんに進行する可能性がある」と訴えています。注意したいのは、かゆみなどの自覚症状がない点です。治療ですが、上述の記事によると、「塗り薬のイミキモドが主体となるが、状態によっては液体窒素を用いた凍結療法や、局所麻酔を用いた上で切除する外科手術などが行われる」とのことです。ともあれ、気になる症状があれば、早めに皮膚科医にご相談ください。