港区立高輪いきいきプラザ

2024.01.17

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腎細胞がんの全ゲノム解析

「国内最大規模となる287症例を対象に、腎細胞がんの全ゲノム解析・遺伝子発現解析・エピゲノム解析を行った」と発表したのは、国立がん研究センターです。腎細胞がんは、細胞の形態から様々なタイプに分けられているそうですが、「腎臓がんで症例数の多い3つのタイプのそれぞれで、がんの発生や進行を制御する鍵となる重要な遺伝子を特定した」ということです。ゲノム解析の進歩により、腎細胞がんの組織型ごとに発がん要因が異なることを明らかにした訳です。本研究では、「腎細胞がんで最も多いタイプの中には、特殊な免疫環境を形成し、術後早期に再発するグループがあることを発見」。今回の腎細胞がんの分子レベルでの解析を、より詳細に調べることで、今後の診断・治療開発や予後の改善に貢献するだろうと述べています。

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2023/1225/index.html

 

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