港区立高輪いきいきプラザ

2023.11.08

  • ニュース

一般医と専門医

医師で「専門医」と「一般医」という呼び方がありますが、その違いはどこにあるのでしょうか?日経ゲンダイヘルスケアの記事では、次のように述べられていました。専門医とは、医師の資格を取った後、「各専門領域の学会で指定する専門医研修指定施設で一定期間専門研修を受けて、試験や審査をパスすると専門医としての証明書を取得できるのだそうです。その学会ですが、19の基本領域と24のスペシャリティ領域があるようです。つまり、一度医師の免許を取ればそれで終わりという訳にはいかないのは、医学の進歩が日進月歩であることを考えれば当然でしょう。医学では、「クリニカルイナーシャ」(臨床惰性)という用語があるようですが、その意味は「治療の目的が達成されないこと、適切に治療が行われないこと」だとか。例えば、糖尿病において、血糖コントロールが困難な状態が続き、結果として合併症のリスクを高めてしまう、というように。こうした場合、一般医よりも専門医の方が、インスリンをより適切に投与し、解決策を見つけるスピードが速いようです。このことは、歯科においても言えること。歯周病専門の歯科医は、歯周病の治験を多く持ち、治療にあたることが可能なのです。医師も歯科医も専門知識を習得することに限りなく日々の研鑽が不可欠ということでしょうか。

 

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む