港区立高輪いきいきプラザ

2025.11.21

  • ニュース

「悪寒戦慄」って何?

就寝中などに突然起こる寒気。体がぶるぶる震え、38度以上の高熱を伴うことがある状態を医学的に、「悪寒戦慄」と呼ぶのだそうです。その激しい震えは、時にひきつけやけいれんと区別のつかないケースもあるとか。さて、悪寒を伴う震えの原因ですが、大半は細菌感染を伴う免疫反応であると、11月17日付「時事メディカル」に教えられました。同記事によると、「体内に侵入した細菌が血液中に入り込むと体は体温を急激に上昇させて細菌を追い出そうとする」といいます。通常は治まるのですが、血液中に入った細菌が増殖するケース(菌血症)は、重篤な敗血症を引き起こすリスクがあるようです。免疫の低下している高齢者は要注意。原因を見極めるためには、「細菌の種類を調べる血液培養検査」が必要で、それが可能な病院での診察が大切なのだとか。ともあれ、震えや悪寒が収まった場合は様子を見ること。一方、翌日も震えや悪寒の症状があるケースは、医療機関の受診が望ましいとのことです。

急な寒気と震え~悪寒戦慄(東邦大医療センター大森病院 佐々木陽典教授)~|トピックス|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む