港区立高輪いきいきプラザ

2025.11.19

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脳全体の活動リズムを可視化

「マウスの脳全体の神経活動解析し、脳の約8割の領域で一日周期の活動リズムが存在することを明らかにした」と発表したのは、東京大学大学院医学系研究科らの共同研究グループです。本研究では、「組織透明化技術」を用いて、マウスの脳を観察。従来の研究が限られた脳領域にとどまっていたのに対し、脳全体を網羅的に評価したと述べています。実は、私たちの脳は睡眠や覚醒、記憶、感情など、さまざまな機能を日々の時間に合わせて調整しているそうです。そこで、本研究では、上述の組織透明化技術によってマウスの脳のさまざまな領域の朝・昼・夜の活動パターンを明らかにしたと述べています。本研究グループは、今回の研究の成果は「脳の働きを時間軸から理解するための新たな基盤となり、今後、睡眠・記憶・薬効など時間依存的な研究や医療応用の発展に貢献しうるものである」と結んでいます。

400274363.pdf

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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