港区立高輪いきいきプラザ

2025.11.19

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アルギニンがアルツハイマー病を抑制

近畿大学医学部内科学教室らの研究グループは、「アミノ酸の一種であるアルギニン(タンパク質の構造を安定させる作用を持つ)がアルツハイマー病の原因となるタンパク質アミロイドβの蓄積を抑えることを明らかにした」と発表しました。加えて、「アルギニンの経口投与がアルツハイマー病に対して治療効果を発揮することを確認した」とも述べています。こうした研究結果を複数の疾患モデル動物を用いて証明したそうです。本研究グループによると、アミロイドβ抗体医薬は、現在一部の患者に使用されていますが、高価であり、副作用の問題もあることから、多くの患者に使用可能な安全で安価な治療薬の開発が求められているといいます。そこで、アルギニンに注目し、研究を進めたとか。本研究グループは、「今後アルツハイマー病におけるアミロイドβを標的とした分子標的治療薬として、アルギニンの早期の臨床応用が期待される」と結んでいます。

アルツハイマー病の新たな治療薬候補を発見 安全で安価な治療薬の開発に期待 | NEWSCAST

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

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