港区立高輪いきいきプラザ

2025.10.29

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細胞内のmicroRNA濃度を簡便に測る新技術を開発!

「細胞内の微量なmicroRNAmiRNA)の分布や局所濃度を可視化し、簡便に定量できる技術を開発した」と発表したのは、北海道大学電子科学研究所らの研究グループです。一般的にはなじみの薄いmicroRNAmiRNA)ですが、がんをはじめとする多くの疾病に深く関わる分として注されているとのことです。当プレスリリースによると、「miRNAは細胞内で遺伝の働きを調節する役割を担っており、その量の変化ががんの発症や進、さらには転移とも関係していることが知られている」そうです。従って、miRNAは新しい疾患マーカーとして、診断や治療のターゲットに期待されています。ただ、miRNAは細胞内にごく微量しか存在せず、取り扱いが難しいという課題があったといいます。そこで、本研究では、きた細胞内におけるmiRNAを簡便かつ精度に定量できる新しい法を確立。さらに、共焦点蛍光イメージングを用いることで、生きたままの細胞内部におけるmiRNAの分布を可視化することにも成功したそうです。本研究グループは、今回の研究成果は、「がん診断や個別化医療、創薬研究の発展に大きく貢献することが期待される」と結んでいます。

新着情報: 細胞内のmicroRNA濃度を簡便に定量する新技術を開発!~新しいがん診断や個別化医療への応用に期待~(電子科学研究所 准教授 三友秀之)

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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