港区立高輪いきいきプラザ

2024.01.12

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ヒヤリ、ハットと重篤な事故

ヒヤリ・ハット事例収集・分析・提供事業に参加登録した全ての医療機関の取りまとめをしている「日本医療機能評価機構」によると、2022年の1年間に報告された医療事故は5313件あったとの事です。そのうちの8.0%で患者が「死亡」するという重度な医療事故も起きています。加えて、ヒヤリ・ハット事例は101万件超で、前年に比べて0.7%の増加。一歩間違えれば、「死亡」などの重大事故につながった可能性がある事例は1.1%あったとか。ヒヤリ・ハット事例を認識することは、同時に医療の透明性を高める効果があると当機構は訴えています。幸い「ヒヤリとした、ハットした」にとどまり、実際に起きなかったという事実の裏側で、仮に誤った行為を実施してしまった場合は「重篤な状況」に至っていたかもしれません。当機構のHPでは、匿名化された報告事例の検索、閲覧が可能であること、また類似事例が体系的に分析されて公開されています。ともあれ、事故の発生の予防及び再発の防止に関する事例も多く含まれていますので、ご興味のある方はぜひご参照ください。

公益財団法人日本医療機能評価機構|医療事故情報収集等事業 (med-safe.jp)

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