港区立高輪いきいきプラザ

2025.09.03

  • ニュース

認知症発症及び進行リスクの早期発見の手引き

認知症発症及び進行リスクのスクリーニング後に受診を推奨された方が、実際に医療機関で精査を受けた割合は3%だったそうです。一方、認知症発症/進行リスクの早期発見により、抗アミロイド抗体薬を含む治療や認知リハビリテーション、介護サービスの導入など診断後支援につながったケースが認められたともいいます。これは、東北大学、鳥取大学、鹿児島大学、秋田大学、神戸大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、札幌医科大学、東京都健康長寿医療センターが共同で行った、日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究「Japan Dementia Early Phase ProjectJ-DEPP)」で明らかになりました。加えて、大規模実証研究では、これまでの研究成果をもとに、自治体が地域で認知症発症/進行の早期発見に取り組むための実践的な「手引き(ガイド)」を作成しました。この手引き(ガイド)は、「地域において認知症発症/進行のリスク早期発見・早期介入・診断後支援を実践する際の参考となるよう、体制準備、市民啓発、住民への周知・リクルートの仕方、認知症スクリーニング検査の実施、検査後の受診推奨、認知症カフェやピアサポート、本人ミーティングなどの支援へのつなげ方などが具体的にまとめられたもので、実際に全国各地で行われた事例や工夫も掲載されているということです。この手引きは、どなたでも閲覧いただけるようにWeb上で公開しています。以下のURLからご覧いただけます: https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/camd/j-depp/

 自治体で取り組む 認知症発症/進行のリスク 早期発見の手引き

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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