港区立高輪いきいきプラザ

2025.08.01

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肺がんマルチ遺伝子検査とは?

肺がんにおける個別化医療を確立するために、これまでに2万例超の肺がん患者さんの遺伝子スクリーニングを実施し、新規治療開発及び診断薬開発に貢献してきた国立がん研究センターらの研究グループは、新規マルチ遺伝子検査システム(DNAの塩基配列を、高速にかつ大量に読み取る解析装置)が臨床導入されると、「進行肺がんの患者さんから採取した検体を用いて、複数の遺伝子を同時にかつ迅速に診断することが可能になり、日本国内の個別化医療の発展に大きく貢献することが可能になる」と述べています。その結果、進行肺がん患者に対して有効な治療薬をより早く、より確実に届けることが可能になり、肺がんにおける最適な精密医療が推進されていくだろう、と結んでいます。因みに、当プレスリリースは、肺がんについて次のように説明しています。「日本における死因の第1位はがんであり、その中で肺がんはがん死亡原因として最多です。肺がんに罹患した患者さんのうち、約3分の2の患者さんが手術不能の進行がんとして発見され、抗がん剤治療や放射線治療などを受けています」というのが現状のようです。

肺がん個別化医療のさらなる進展を目指してサーモフィッシャーサイエンティフィックと戦略的提携|国立がん研究センター

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

 

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