2025.07.23
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治療負担の可視化
「複数の病気を抱える患者の『治療負担』を可視化する⽇本版尺度を開発」と発表したのは、東京慈恵会医科⼤学 総合医科学研究センター臨床疫学研究部らの研究グループです。この日本版尺度は、複数の慢性疾患を抱える状態の患者が⽇常的に感じる「治療の⼤変さ(治療負担)」、多剤服⽤、複数の医療機関への受診、経済的負担などを数値化するために、海外の既存指標をもとに⽇本向けに調整して開発した尺度だそうです。これにより、患者⼀⼈ひとりの負担の量を把握し、それぞれに適した⽀援のあり⽅を検討したいと述べています。本研究グループは、「今後は、臨床現場での活⽤に加え、研究や地域における健康づくりの場⾯でも広く活⽤されることが期待される」と結んでいます。
複数の病気を抱える患者の「治療負担」を可視化する⽇本版尺度を開発〜治療の⼤変さを定量化、診療や研究での活⽤に期待〜 - 学校法人慈恵大学
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM