2025.06.11
- ニュース
潰瘍性大腸炎とその発症予測
潰瘍性大腸炎の患者数は17万人余り。人口10万人あたり100人程度とか。ただその患者数は増加傾向にあります。この病気、主に若年者に発症する腹痛や血便などを症状とする指定難病ですが、まだ発症を予測する方法は確立されていません。東北大学病院消化器内科らの研究グループは、およそ8万人超の中から、将来的にこの病気を発症する集団を含めた対象者の血液、生活情報を解析した結果、血液中の「抗EPCR抗体」らにより発症の約5年前から将来の潰瘍性大腸炎を高い精度で予測することを明らかにしました。因みに、生活習慣のうち不眠がリスク因子として同定されたとか。これらの抗体の測定で潰瘍性大腸炎の発症リスク因子を把握できればその早期発見や発症予防につながると結んでいます。
潰瘍性大腸炎の発症は血液検査で数年前から予測可能―... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM