2025.06.01
- 活動報告
認知症の基礎知識 第4回
今回は、「認知症にならないためには」というお話をさせて頂きます。
認知症を発症すると健康面や日常生活に影響を及ぼすことがあります。認知症にならないためには、
日々の生活においても、できることが多くあるため参考にして頂ければと思います。
① 生活習慣を見直しながら規則正しい生活を送る。
生活習慣が乱れることで様々な病気を併発することがあります。その病気が要因となり、認知症の症状が
でることもあります。味の濃いものや肉料理が中心になる食事ではなく、野菜も多く摂取するなど偏らない
食生活の維持や睡眠の確保をしていくことで、生活習慣病の予防に繋がると同時に認知症の予防にも繋がります。
② 体を動かす。(適度な運動)
適度な運動をすることで脳は刺激されるため、日頃から体を動かすかとが大切です。散歩やラジオ体操など
ご自身で出来る範囲内の運動で良いかと思います。(途中で辞めず継続していくことが大事)また、地域活動
の参加や簡単なボランティア活動の参加も他者との交流をしながら体を動かすことができるため
良いかと思います。
③ 社会との繋がりや交流
自宅に閉じこもりがちだと脳に対しての刺激もなくなり、生活していく中での意欲も低下してしまいます。
自治体で運営してる施設や地域交流を行っている場に参加するなどして、他者との交流などから社会との
繋がりを持つことも良いかと思います。
④ 声をだす。
1人暮らしの方は、日々の生活において声をだすことが少なくなってきてるかと思います。声をだすことが
少なくなることで脳への刺激も少なくなります。声をだすことは脳の活性化にも繋がります。例えば、本や
新聞を読む時に声をだして読むなどできる範囲内で声をだして見て下さい。カラオケや地域で歌のサークル
などがあれば、そういった活動への参加もいいですね。
高輪いきいきプラザ K・I

