港区立高輪いきいきプラザ

2023.12.15

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ストレス対応能力と認知症の関係

ストレス対応能力が高い人ほど認知症にかかりにくい(発生リスク約2割減)と発表したのは、大阪大学大学院医学系研究科の研究グループです。高齢者の場合、健康状態が不安定になりがちで、ストレスと上手につきあうことが大切です。本研究では、ストレスに対処する能力の指標と要介護認定による認知症発症の関連について検証し、上述の結果を得られたということです。ともあれ、ストレスにうまく対応できる人は困難を乗り越える力に長けているようです。加えて、現状を正確に理解し、次の展開を予想できるようです。また、過去の経験を活かして、次の一手を考えられる能力も問われます。そして、最も重要なことは、「きっとうまくいくに違いない」と楽観的に物事を捉えることができる感覚を持つことだそうです。さて、本題に戻りますが、上述の能力をすべて求めることは難しいかもしれませんが、高齢者の健康増進の視点から、ストレス対応能力を向上させる何らかの対策が必要であると、本研究グループは述べています。

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