港区立高輪いきいきプラザ

2024.12.20

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1月は窒息の事故にご注意を!

一月になると、より正確に言えば、一年間で三が日に最も多いのが「窒息」の事故だそうです。その多くが高齢者。理由は飲み込む力が低下し、食べたものが口の中に残りやすいため、あるいは嚥下障害のある人が多いことによるのだそうです。特に食事や飲み物でむせやすい人は要注意です。餅の場合、「小さく切って、食べやすい大きさにすること、急いでのみ込まず、ゆっくりと嚙むこと」が大切。さて、いざという時の対処法ですが、窒息の原因となった詰まった餅などを取り出すために、背中を強く叩く「背部叩打法」が効果的です。背中の肩甲骨の中間あたりを数回強く叩くのが良いようです。あるいは、腹部の上の部分を手前上方に強く突き上げる方法もあります。ただし、乳児、妊婦、肥満の人にはしないようにとのことです。あるいは、AED(自動体外式除細動器)が必要なケースも。ともあれ、窒息したときの典型的な動作はチョーク(窒息)サイン。声を出せずに自分の手でのどをつかむ動作をするようです。窒息が数分続くと危険な状態になりますので、早めに救急車を呼ぶのが賢明かもしれません。餅以外に、パン、菓子、ごはん、魚介類、肉類などの窒息しやすい食べ物があることもお忘れなく。

https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/49.html

画像は国立長寿医療研究センターのHPより引用させていただきました。高輪いきいきプラザ SM

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