2024.12.18
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帯状疱疹の定期接種
体に痛みや発疹が出る帯状疱疹のワクチン接種を定期的に実施する案が厚労省の部会で了承されたそうです。対象は65歳の高齢者で2025年4月から実施予定だとか。すでに65歳を超えている場合は、5年の経過措置を設けて、その間に接種できます。因みに、費用の一部は公費で負担するようです。「帯状疱疹JP」によると、初期症状は、皮膚の痛みや違和感・かゆみなど。皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい痛みに変るケースも。その原因は水ぼうそうと同じウイルスで、日本人の成人の90%以上の体内に潜んでいます。加齢や疲労、ストレスで免疫機能が下がると、ウイルスが活性化して発症するわけです。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。そこで、ワクチン接種による予防が大切なのです。もちろん、予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではないこともお忘れなく。また、接種ができない人、あるいは注意を必要とする人もいますので、接種にあたっては事前に医師と相談くださいね。
高輪いきいきプラザ SM