2024.12.11
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加齢と夜間頻尿
国立長寿医療研究センターの調査では、夜中にトイレに何度も起きる、と回答した人は60歳代で8割、70歳代で9割だとか。この夜間頻尿、どうすれば改善できるのでしょうか。12月10日付の日刊ゲンダイ健康面の記事では、老化現象という側面がある為、夜間頻尿をゼロするのは難しいと述べています。ただし、改善策はいくつかあるようです。例えば、よく指摘されることですが、尿意を感じたら、10分程待ってから、トイレに行くのが良いようです。それから、当たり前のことですが、夜間は極力水分を控えること。アルコールもしかり。就寝時は体を冷やさないように気遣うことも大切です。因みに、「過活動膀胱」は、同記事によると、全国で推計患者数1250万人だとか。この病気は加齢を伴わなくても発症します。注意したいのは、頻尿に腎不全や心不全が隠れていることもあるようです。また前立腺肥大も関係があるようで、50歳以上の男性ではだれでも発症するリスクがあると述べています。実際、5人に1人が該当するとか。ともあれ、寒い季節は頻尿が起きやすいこともお忘れなく。もし夜間頻尿が続くようで心配な方は、早めに専門医の診断を受けてくださいね。
夜中のトイレがつらい…泌尿器専門医が教える今すぐできる夜間頻尿対策|日刊ゲンダイDIGITAL
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