2024.11.29
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脳卒中患者の睡眠関連呼吸障害と嚥下障害
「脳卒中患者はリハビリテーション中に嚥下障害が生じやすい」ことは分かっていましたが、「睡眠関連呼吸障害(SDB)」は注目されていませんでした。そこで、東京科学大学(Science Tokyo)大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野らの研究グループは、回復期病院に入院する脳卒中患者91名に対して睡眠検査と嚥下機能の評価を実施した結果、睡眠関連呼吸障害(SDB)を有する患者の割合が高く、その関連が確認されたとのことです。本研究グループは、今後、脳卒中後の回復期リハビリテーションにおいて、睡眠の重要性に注目することで、回復期病院における歯科医師の役割がさらに広がり、より包括的なリハビリテーション支援が期待できると述べています。
脳卒中患者の回復期リハビリテーションで睡眠関連呼吸障害と嚥下障害の関連を発見 | Science Tokyo