港区立高輪いきいきプラザ

2024.11.20

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予防歯科と要介護の関係

口腔状態が悪い人は、要介護状態の発生のリスクが上昇することが報告されていますが、歯科受診と介護費用との関連については今まで検討されてこなかったとか。そこで、東北大学大学院歯学研究科らの研究グループは、高齢者8,429名を対象に、歯科受診の有無と累積介護費用との関連を検討。その結果、「過去6か月以内に歯科受診を行った人は、未受診者と比較し、その後8年間の累積介護費用が低いこと」が分かったそうです。特に予防的な歯科受診を行っている人でその傾向は大きく、未受診者と比べ、その後8年間の累積介護費用が約11万円低いことが明らかになったと述べています。つまり、歯科受診は口腔衛生や口腔の健康状態を維持する上で重要な役割を果たしており、歯科受診を通じて口腔状態を健全に保つことが、間接的に要介護状態の発生を予防し、その結果として介護費用の抑制につながる可能性があるということです。今後の研究では、「歯科の処置内容などを含めた解析を行うことで、どのような治療や予防行為が介護費用の削減に寄与するのかについて、さらに検討することが求められる」と結んでいます。

20241011_01.pdf

画像はプレスリリースから引用させていただきました。高輪いきいきプラザ SM

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