2024.11.13
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運動と認知症予防
2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると推測されていますが、私たちにとって日常生活でいかに認知症のリスクを低減させるかが重要となってきます。認知症は、加齢や遺伝性、そして生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)との関連があると言われています。そこで、注意したいのは、高血圧、肥満、難聴、喫煙、うつ病、運動不足、社会的孤立、糖尿病などです。こうした認知症リスクをコントロールできれば、発症の35%は進行を遅らせたりできると報告されています。加えて、過度の飲酒、頭部外傷、大気汚染などの危険因子を除去できれば、さらに進行を遅らせることができるのです。加えて、より効果的なのが運動です。運動というとつい敬遠しがちですが、散歩や自転車に乗るだけでもOK。日常的に運動習慣を身に付けること、そして普段からの生活管理が認知症のリスクを下げてくれることをお忘れなく。
さて、当館では、毎朝、「いきプラ体操」を行っています。わずか30分ですが、毎日続けていると、知らず知らずのうちに足腰が鍛えられ、血行が良くなりストレス解消にも役立つのです。そんな老若男女を問わず簡単にできる体操、笑ったり話したりして出来る軽い運動が、実は「認知症予防」に大いに役立っているのです。息がほとんど弾まない、運動をしていても楽だと感じる程度の低強度での運動にも効果があることが科学的にも証明されています。これは、ヨガにも当てはまるという事です。皆さんもぜひお気軽にご参加下さい。ただし、抽選制になっておりますので、詳細は当館3階事務所までご連絡ください。
高輪いきいきプラザ SM