港区立高輪いきいきプラザ

2024.11.06

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肥満や糖尿病を予防するポリフェノールの苦み

「ポリフェノールの苦味刺激が耐糖能を改善し、肥満・糖尿病リスクを低減させる可能性がある」と発表したのは、芝浦工業大学システム理工学部生命科学科の研究グループです。「ポリフェノールが消化管全体に発現する苦味受容体に結合し、脳とコミュニケーションを取るホルモンの分泌を促し、血糖値や満腹感を調整することが示唆された」と述べています。具体的には、100種を超えるポリフェノールが、10数種類の苦味受容体と相互作用する可能性が示されたそうです。また、これらのポリフェノールをヒトが摂取した場合においても、コレシストキニン(CCK)やインクレチンなどの胃腸ホルモンの分泌を促進することもわかったと伝えています。今後、本研究の成果を受けて、安全性が高い新たな肥満・糖尿病の予防・治療法の開発が期待できると結んでいます。

【芝浦工業大学ニュース】

画像はプレスリリースから引用させていただきました。高輪いきいきプラザ SM

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