港区立高輪いきいきプラザ

2023.12.06

  • ニュース

孤立・孤独を防ぐ居場所とは

「孤立・孤独を防ぐ まちの居場所」と題して、立命館大学の小辻寿規准教授が「社会の中で孤立しがちな人が集い、つながりを感じられるまちの居場所の重要性」を強調しています。「誰もが集うことができ、そこに行けば人との絆やつながりを感じられる場所として、京都市の「バザールカフェ」や「ぽかぽか茶屋」などを紹介。地域住民と行政の人がつながる場として機能していると話しています。もちろん、高齢者の孤立を防ぐ場としても大きな役割を果たしています。ただ、その運営は、強い信念を持った人のボランティア精神や助成金・寄付金で成り立っており、誰もができるわけではないと警鐘を鳴らします。日本のどこにおいても、孤独死や孤立死、無縁社会といった社会的孤立の問題と向き合うことは喫緊の課題なのです。

高輪いきいきプラザでは、「高齢者のいきがいづくり・学びの場」「介護予防・健康作りの場」「ふれあいコミュニティ活動の場」という3つの活動の場として、趣味やスポーツ、学習などを通じて健康で豊かなひとときを提供しています。(60歳以上の港区民の方であれば、どなたでもご利用いただけます)例えば、体力強化のために、自主的に筋力の向上と日常動作の改善を図る「セルフマシントレーニング」や「筋力アップマシントレーニング」を始め、ヨガのエクササイズなど、豊富なメニューで利用者の体力づくりをサポートしています。また、脳トレの観点から、「脳育」「カラオケ」「ビリヤード」、また「おりがみサロン」「塗り絵サロン」「レディースサロン」「囲碁サロン」なども楽しむことができます。もちろん、利用者同士の交流の機会も数多くあります。当館1階の「コミュニティカフェ」では随時コンサートなどのイベントを開催。(カフェは一般の方でもご利用いただけます)高輪いきいきプラザは、これからも、利用者の皆さんが「いきいきとした毎日」を送られるお手伝いをしていきたい考えです。

https://www.ritsumei.ac.jp/research/radiant/article/?id=192

 

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