港区立高輪いきいきプラザ

2023.12.06

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歯磨きと細菌数と感染症

高齢者にとって飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなり、それらが原因で発症するのが誤嚥性肺炎です。そこで、その予防に大切なことは、まずは歯磨きなど口腔ケアの徹底です。要はお口の中の細菌数を減らすことが風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルスの予防対策になるのです。特に歯周病原菌を減らすことで、ウイルスの細胞への付着を阻害できると訴えるのは、東京医科歯科大学歯学部付属病院からのコメントです。お口の中の細菌が増えてしまうとあらゆる悪影響を及ぼすと述べています。細菌の数が増えると歯の表面に白く柔らかなネバネバが発生。それがプラークと呼ばれる細菌の塊です。そこで専門家のアドバイスは、「雑に何回も磨くより一日に一回(就寝前が効果的)歯と歯茎の境を丁寧に磨くこと」だそうです。因みに、一度の歯磨きで細菌の数を減らすと、元の数に増えるのにおよそ48時間かかるとか。つまり、歯磨きの回数ではなくプラークの狙い撃ちが重要なのです。もちろん、歯周ポケット深い人は、歯医者でしっかりプラークを「物理的に」かき出してもらうこと。書き忘れましたが、舌の表面の清掃もお忘れなく!

https://www.tmd.ac.jp/medhospital/covid-19/prevention/200508_shika_yobou.html

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