2024.10.18
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座位行動を減らそう!
座位行動というと、座っていることだけを想像しますが、横になっている状態のことも指すそうです。その座位行動の時間が、世界20か国中、日本人は最も長い(7時間/日)ということです。で、座りっぱなしがなぜ良くないか。その理由ですが、血流が悪化する(むくみや血栓の原因に)、エネルギー消費量が減る(肥満や生活習慣病に)、そして足の筋力が衰える(腰痛や歩行困難に)と言われています。さらに、座っている時間が長い人ほど寿命が短いといデータもあります。もちろん、肥満リスク、2型糖尿病リスク、心臓病リスクも見逃せません。東京都保健医療局のHPによると、座りっぱなしを避けるポイントは以下の通り。①「座りっぱなしの時間を今より10分減らすこと」。②立ち上がることを意識すること。理想は30分に1回。少なくとも1時間に1回は立ち上がることを心がけること。その際、スマートフォンのアプリ(アラーム機能、警告機能等)を上手に活用すると、座りすぎ防止に役立つといいます。当HPにこんなコラムが載っていました。テレビのリモコンが手元にあると、指先の動きだけでチャンネルも音量も調整できますが、それが座りすぎや身近な運動不足につながってしまうというのです。これは、コックピット症候群というのだとか。そこで、リモコンを手元に置かないこと。そうすれば、歩数が2,000歩も増えたという研究もあるそうですよ。
座位行動を減らして、身体活動量を増やそう|身体活動・運動|とうきょう健康ステーション (tokyo.lg.jp)