2024.10.16
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「メノポハンド」って何ですか?
「メノポハンド」という言葉を聞いたことがありますか?更年期女性に多い手指の悩みだそうです。10月11日付時事メディカルの記事で詳しく紹介していました。その記事によると、更年期障害というと、のぼせ、ほてり、うつなどが取り上げられますが、手指の痛みやしびれ、こわばりなどもその一つ。でも、「加齢によるもの」と軽視されがちなのだそうです。実は、このメノポハンドという言葉、日本手外科学会による造語だそうですが、手指の不調と更年期症状との関連についての認知度は低いのです。同記事によると、「女性ホルモンといわれるエストロゲンは、女性の体調と大きな関係がある」そうで、そのエストロゲンが欠乏すると、「けんしょう炎を起こしたり、関節周囲の滑膜が腫れて指が太くなったりする」こともあるようです。ただ、たとえ「指のこわばりや足の関節の痛み」があっても、特に何か病気ではないので治療は必要ないと言われるケースも。つまり、「レントゲン画像で変形があれば病名が付くが、変形がないと病名が付けられない」というわけです。さて、対策ですが、エストロゲンと似たような働きをするエクオール(大豆イソフラボンの一種)が注目されていて、サプリメントにもなっているとか。勿論、素人診断は危険なので、まずは医師の診断を仰ぎ、その結果、サプリメントの使用も相談してみてはいかがだろうか。
画像は記事から引用させていただきました。高輪いきいきプラザ SM