港区立高輪いきいきプラザ

2024.10.14

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聴力の話(2)・・・加齢性難聴と自分でできる検査

先日、NHKの「きょうの健康」で加齢性難聴や補聴器に関する放送があり、大変興味深い内容だったのでご紹介します。(実は6月の番組の再放送でした)

加齢性難聴 最新技術でここまで改善 「聞こえをセルフチェック!」 - きょうの健康 - NHK

高齢になると誰でも音が聞こえにくくなる事があります。音を捉えて脳に送る細胞が死滅していくためです。高音を担当する細胞から死んでいくために、高音から聞こえづらくなってくるという事です。(筆者も数年前から高音の検査結果が悪くなりました)

「加齢性難聴を放置すると認知症になりやすい」という研究報告もあるようなので、注意しなければなりません。以下に、本文で紹介されている東京医療センターの聴覚検査のサイトを転載します。無料ですがメールメールアドレスを登録するとできるようになる通常検査(60問)と、メールアドレスを登録しなくてもすぐできる簡易検査(10問)が用意されています。

オンライン聴覚検査 / 検査ぺージ (nancho-db.com)

筆者は簡易検査の方をやってみました。「音感チェック」「語音チェック」「単語チェック」それぞれ10問で、一応すべて100点取れてホッとしました。ただし通常検査では、特に「語音チェック」では、居酒屋など周りの雑音の中で「ほ」や「お」が正しく聞き取れるかというような、よりリアルな検査ができるようです。(簡易検査では周りの雑音は無し)

番組ではアナウンサーも間違えて回答していました。筆者も今度実施してみたいと思いますが、ちょっと自信がありません。

放送では、わゆる生活習慣病と呼ばれる糖尿病、動脈硬化、高血圧、脂質異常症は、加齢性難聴を悪化させる原因になることがわかっています。生活習慣病になると内耳や脳の血流も悪くなり、聞こえの機能に悪影響が及ぶとされています。

また、騒音は音響外傷を起こしやすくします。特に、イヤホンやヘッドホンなどで一定以上の大きな音を長時間聞いていると難聴になりやすく、年齢とともに加齢性難聴より悪化すると言われています。この点にも注意が必要です。 とありました。

いつもイヤホンで音楽を聴いている筆者も気をつけたいと思います。

高輪いきいきプラザ H.H.

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