2024.09.27
- ニュース
咀嚼と足底接地
食堂やレストランなどで足を組んで食事をする人を見かけることがありますが、日本歯科大学や岡山大学の研究では、足の裏をしっかり地面につけて咀嚼することがとても大切なのだそうです。この姿勢を取ることを「足底接地(そくていせっち)」といいます。研究結果を見ると、不安定な姿勢だと、咀嚼回数が少なくなることが明らかになりました。つまり、背筋のしっかり伸びた正座が最もよく噛める姿勢ということになります。これは、食事だけに限らず、歯を磨くときも、できれば足をぶらぶらさせるような姿勢ではなく、足底接地を心がけましょう。特に子供の場合は、足底を地面に着かないままの食事が習慣化すると、運動能力の発育に支障が出やすくなる可能性があるとのことです。ともあれ、歯や噛み合わせと食事の姿勢の関係、見過ごすことができませんね。
SM