港区立高輪いきいきプラザ

2024.09.24

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料理療法って何ですか?

音楽療法や園芸療法などのように、「非薬物療法」の一つとして活用が期待されているが「料理療法」なのだそうです。料理をすることは、高齢者にとって身体のリハビリになるだけでなく、やる気や自信を呼びさまさせます。その活動を提唱しているのが京都教育大学の湯川夏子教授です。916日付日刊ゲンダイ健康面の記事に教えられました。料理療法とは、「料理活動を介して心身の障害の機能回復・症状の改善や、情緒の安定、豊かな人間関係の構築と生活の質(QOL)の向上をめざすもの」なのだとか。この活動は、高齢者の介護予防にも効果的なのだそうです。その反面、「認知症になっても料理が作れるの?」「包丁なんて危ないのでは?」と不安に思われる方も多いということですが、料理の手順を示すなどして、サポートすれば、認知症の人も様々な料理を作って楽しむことができるといいます。因みに、作りやすいメニューなどは、「料理療法(クリエイツかもがわ刊)」で紹介していますので、ご参照ください。大阪ガスと東北大学が行った研究結果では、「献立を考え、野菜を切ったり、ガスコンロで炒める場面では、安静時と比較して脳の前頭前野が活性化されることが明らかになった」そうです。勿論、認知症対策として、その予防にもなることをお忘れなく。上げ膳据え膳はダメってことでしょうか。

 料理療法とは | 料理療法オフィシャルサイト (enjoy-cooking.org)

 京都教育大学 家政科のページへようこそ - 家庭領域専攻 (kyokyo-u.ac.jp)

画像はプレスリリースから引用させていただきました。SM

 

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