港区立高輪いきいきプラザ

2024.09.24

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パーキンソン病の認知機能低下とは

「パーキンソン病において、アセチルコリンという神経伝達物質を放出する神経細胞が多く存在する前脳基底部がそれ以外の脳領域と相互作用して認知機能低下を引き起こしていることを明らかにした」と発表したのは、京都大学医学研究科らの研究グループです。本研究では、パーキンソン病患者 137 人を対象に、認知機能テスト、MRI、イオフルパン単一光子放射断層撮影法を用いて評価を行いました。本研究グループは、前脳基底部がそれ以外の脳領域と相互作用して認知機能低下を引き起こしていることを明らかにしたことで、「パーキンソン病の認知機能低下において、多角的な視点を持つことが必要であることを示す結果である」と述べています。

パーキンソン病の記憶障害への前脳基底部と海馬の関与―パーキンソン病の認知機能障害の病態解明の鍵― | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)

画像はプレスリリースから引用させていただきました。SM

 

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