港区立高輪いきいきプラザ

2024.09.20

  • ニュース

骨膜ががん細胞をブロック

「がん細胞が骨に近づくと、骨を包む『骨膜』の細胞が反応し、防御壁をつくることで物理的にがんの骨への浸潤を抑えることを発見した」と発表したのは東京大学大学院医学系研究科らの研究グループです。「免疫系以外の細胞が持つ抗がん効果とその重要性を、世界で初めて明らかにした」とのことです。具体的には、東京大学医学部附属病院で手術を受けた口腔がん患者の検体を詳細に解析し、「腫瘍が骨に近接した浸潤前組織では、骨膜の厚みが34倍に増加することを見出した」と述べています。がんの進展を骨膜が止め、進行を抑える新規治療の開発の道が開けたと本研究グループは結んでいます。

000131041.pdf (amed.go.jp)

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む