港区立高輪いきいきプラザ

2024.09.11

  • ニュース

副鼻腔炎は早く治そう

副鼻腔炎に悩む人は全国に100万人以上いるようです。この病気、鼻の穴の周りにある左右4対の空洞(副鼻腔)に炎症が起こることで生じます。原因は、ウイルスや細菌による感染。あるいは、花粉やハウスダストへのアレルギー。日刊ゲンダイの健康欄に掲載された、東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室教授の鴻信義氏の記事によると、「通常は投薬などで1カ月以内に治まりますが、3カ月以上続く場合には慢性副鼻腔炎と診断される」そうです。そして、「慢性副鼻腔炎に移行する要因の一つに挙げられるのが、免疫力の低下」なのだそうです。特に高齢者の場合、抵抗力が低下し、急性副鼻腔炎を繰り返して慢性化するとか。加えて、喫煙はさらに悪化させます。なぜなら、副鼻腔炎のもととなる細菌感染を起こしやすくすると言われています。鴻教授は炎症が長引くと、嗅覚が低下し、ゆくゆくは認知障害のリスクが高まると警告を鳴らしています。また、睡眠障害、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病や気管支ぜんそくにつながる負のスパイラルの恐れもあるのです。鼻の調子が悪い、ねばねばした鼻水がのどに下りるなどの不快を感じたら、早めにお近くの耳鼻科の医師に診てもらってください。
副鼻腔炎の治療は進歩している(1)慢性化して嗅覚が低下すると認知症リスクが高くなる|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む
過去の活動報告
(アーカイブ)